ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」は、キャンプ初心者からベテランまで幅広く支持されているロングセラー焚き火台です。
シンプルな構造で組み立ても後片付けも簡単。さらに、焚き火を楽しむだけでなく、BBQや鉄板料理も楽しめる高い汎用性が魅力です。
この記事では、実際に愛用している筆者が「ファイアグリルの使い方・使用感・メリット・デメリット」まで詳しくレビュー。さらに、他ブランドとの比較やおすすめオプションアイテムも紹介します。
これから焚き火台を購入しようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
▶ ユニフレーム ファイアグリル(定番モデル)

「ファイアグリル」は2サイズ展開|レギュラーとsoloを比較!
ファイアグリルは用途に応じて選べる2つのサイズがあります。
- レギュラーサイズ:ファミリー向けで調理も本格派
- solo(ソロ)サイズ:軽量&コンパクト、手軽に使える
どちらを選ぶべきか、以下の比較表をご覧ください。
サイズ感 | ファミリー向け。大きめの薪もOK | ソロ〜デュオ向け。省スペース |
焼き面積 | 広くて料理がしやすい | 小さめで一人分調理に最適 |
重量・携帯性 | やや重いが安定感あり | 軽量・持ち運びしやすい |
収納サイズ | 嵩張るが一式まとめて収納可能 | コンパクトで車載に便利 |
ファミリーには「レギュラー」がおすすめ
実際にレギュラーを使って感じたのは、大きな薪を割らずにそのまま使える安心感と、複数品を同時に調理できる焼き面の広さ。家族でのキャンプにはやはりこのサイズが頼もしいです。
収納ケースは別売り(でも使いやすい)

セット購入あり
ファイアグリル本体+収納ケースのセット販売があります。

コンパクト派は「solo」がおすすめ

ポリエステル製の専用収納ケースが付属しており、本体の保護と持ち運びに便利です。
ユニフレーム焚き火台「ファイアグリル」の組み立て方と使い方
ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」は、工具不要・わずか1〜2分で組み立て可能なシンプル構造。アウトドア初心者でも簡単に扱えるのが魅力です。
ここでは、写真付きで手順をわかりやすく解説します。
ファイアグリルの組み立て方法【ステップ解説】

① スタンド(脚)を開く
まずは、ファイアグリルの土台部分となる4本の脚を外側に広げて立たせます。この時点で自立する状態になります。
- ポイント:安定した地面で作業しましょう。

② ツメ金具を上に開く
脚の上部にあるツメ金具(4ヶ所)を上に向けて開きます。
- この金具は後で「焼き網を支える台」になります。

③ 炉(火床)をセット
続いて、ステンレス製の四角い炉(火床)をツメ金具の上に乗せてセットします。
- 炉のハンドルの内側にツメ金具がくるように配置すると安定します。

④ ロストルと焼き網を設置
炉の中にロストル(底板)を入れ、最後に焼き網をツメ金具の上に置いて完成です。
- ロストル:薪や炭を置くための金属板
- 焼き網:食材を焼くためのパーツ
画像出典:UNIFLAME公式ページ
組み立てはたったこれだけ!
慣れれば1分程度で完成するほどシンプル。公式サイトの【動画マニュアル】を見ながら行うとさらに安心です。
🔗UNIFLAME公式|ファイアグリルの使い方(動画)
実際の使用感レビュー|焚き火・調理・撤収のしやすさ
我が家では、家族でキャンプと釣りを楽しむ際に、ユニフレームの「ファイアグリル(レギュラー)」を愛用しています。この記事では、焚き火・調理・片付けのリアルな使用感を、実際の画像とともにご紹介します。
【焚き火編】大きめの薪もそのまま投入OK
今回は長男が火起こしに挑戦!ファイアグリルの火床が広いおかげで、大きな薪もカットせずそのまま使えました。
- 炉のサイズは約43cm四方と広く、30~40cmの市販薪がそのまま使える
- 燃焼効率も良く、焚き火初心者でも火が安定しやすい
- 安定感があり、安全に焚き火を楽しめる構造
焚き火だけでなく、調理や暖をとる用途でも十分な火力を発揮します。


【調理編】焼き網が広い&四隅のスペースが超便利
キャンプ飯タイムでは、燻製づくりにも挑戦。ファイアグリルの焼き網は広く、食材をたっぷり並べられるので、一度に複数の料理を同時進行できます。
さらに、焼き網を支えるツメ金具が斜め構造になっているため、四隅にスペースができるのが大きな特徴!
- 網をよけずに、調理中でも炭の追加や火加減調整がしやすい
- 四隅のスペースは火力が弱めなので、保温ゾーンや燻製器置きに最適
- 網がズレにくく、安定して調理しやすい構造
実際に作った燻製も大成功!ファミリーキャンプで「作る・食べる」楽しさが広がる焚き火台です。


【撤収編】片付けが超ラク!アルミホイルで時短テクも
キャンプの片付けで面倒なのが「灰と炭の処理」。でも、ファイアグリルならロストルがあるおかげで、炭と灰の分別がラクにできます。
- 使用後はロストル上の炭と、炉下の灰を捨てるだけ
- 炉はステンレス製なので、水洗いOKでサビにも強い
- ロストルの下にアルミホイルを敷いておくと、灰ごと丸めてポイ!
このちょっとした工夫で、撤収時間がグッと短縮できます。
ファイアグリルはキャンプの頼れる相棒
ユニフレームのファイアグリルは、焚き火も調理もスムーズに楽しめて、片付けも簡単。家族キャンプでも一人キャンプでも、その実力をしっかり発揮してくれるアイテムです。
次は「ファイアグリルにあると便利なオプションアイテム」を紹介します。

ユニフレーム「ファイアグリル」をもっと便利に!おすすめオプション4選
ユニフレームの「ファイアグリル」は、標準セットでも焚き火・バーベキュー・調理に幅広く使える優秀なギアですが、オプションパーツを追加することで、より快適で本格的なアウトドア調理が可能になります。
ここでは、使用者からも人気の高い「あると便利なオプションアイテム4選」を紹介します。
ファイアグリル エンボス鉄板|炒め物や焼き肉に最適
表面に凹凸(エンボス)加工が施された鉄板で、肉や野菜がこびりつきにくく、焼きそばや炒め物調理がスムーズ!
特徴
- 食材が鉄板にくっつきにくいエンボス加工
- 炒め物や焼き肉を香ばしく仕上げられる
- 厚みも十分で熱ムラが少ない

ファイアグリル フッ素鉄板|焦げ付きにくく片付けラク
表面がフッ素樹脂加工されている鉄板は、焦げ付きや汚れが付きにくく、お手入れがとにかくラク!焼き魚や野菜をじっくり焼きたい時におすすめです。
特徴
- 焦げ付きにくく、お手入れが圧倒的に簡単
- 弱火~中火でじっくり調理する料理に最適
- サッと拭くだけで片付け完了

ファイアグリル ヘビーロストル|ダッチオーブン対応の頑丈仕様
極太のステンレス無垢棒で作られた超耐久ロストルは、重たい鍋(ダッチオーブンなど)も安定して載せられる優れもの。
特徴
- ロストルとしても、焼き網としても使える
- 極太のステンレス棒でたわみにくい
- ダッチオーブン調理に最適

UFダッチオーブン 10インチ|本格キャンプ料理の相棒
鍋料理・ロースト・パン作りまで対応可能な本格的鋳鉄鍋(10インチ)。ファイアグリルと相性抜群で、ヘビーロストルと組み合わせれば安定して本格調理が楽しめます。
特徴
- 一番人気の10インチ。ファミリーにおすすめ
- サイズ:鍋径:約26.0×11(深さ)cm
- 重量:約5.8kg
- 適正炊飯量:1合~7合

オプションを組み合わせて「火のある料理」をもっと楽しく!
ファイアグリル本体にプラスして、鉄板やロストル、ダッチオーブンを追加することで、キャンプ飯のレパートリーが大幅に広がります。
「焚き火だけじゃもったいない!」
そんなユニフレームの魅力を、ぜひ体感してください!
ファイアグリルのメリット・デメリットを比較

ユニフレームのファイアグリルは、焚き火台の定番ともいえる大人気アイテム。我が家でも実際に何度も使ってきたからこそ感じた、「リアルなメリット・デメリット」を包み隠さず紹介します。
実際に使ってわかった!ファイアグリルのメリット
圧倒的な品質の高さと安心感
金物の町「新潟県・燕三条」で製造されており、溶接や素材の精度がとにかくしっかりしています。ステンレスや鉄素材は耐久性が高く、繰り返し使っても歪みにくい構造です。
誰でも簡単に使える!設計の使いやすさ
- 組み立ては工具不要で数分で完了
- 脚を広げて金具を立て、炉をのせるだけ
- 重さは約2.7kgと片手で運べる軽さ
- コンパクトにたためて収納もしやすい
価格以上の満足感!高コスパが魅力
ユニフレーム製でありながら、本体価格は1万円以内(※2025年時点)。付属の焼き網やロストルも含まれており、追加装備なしですぐにBBQや焚き火ができます。
ここは気をつけたい!デメリット・注意点
キャンプ場での「かぶり率」が高い
ファイアグリルは人気すぎて、キャンプ場で同じものを使っている人とよく遭遇します。
「あ、またファイアグリルか」と思う人もいるかも…。
炉の深さが浅め|風防は別途準備したい
ファイアグリルの炉は比較的浅く、風が強い日は火力が不安定になりやすいです。風防や遮風板があると、より安定した火起こしができます。
他の人気焚き火台と比較!ファイアグリル vs スノーピーク・ロゴス
ユニフレーム「ファイアグリル」は確かに使いやすい焚き火台ですが、他にも人気のアイテムがあります。
ここでは、スノーピークの「焚火台」、ロゴスの「ピラミッドグリル」と比較して、どんな違いがあるのかを解説します。
焚き火台3種 比較表
特徴 / 商品名 | ユニフレーム ファイアグリル | スノーピーク 焚火台 M | ロゴス ピラミッドグリル |
---|---|---|---|
サイズ感 | 約43×43cm(4人向け) | 約35×35cm(3~4人向け) | 小型(1~2人向け) |
価格帯 | 約7,500円前後 | 約17,000円前後 | 約3,000円前後 |
材質 | ステンレス+鉄(丈夫) | オールステンレス(超高耐久) | ステンレス(軽量) |
組立のしやすさ | 数分でOK | 少し重い | 超簡単 |
カスタム性 | 鉄板やロストルなどあり | 専用テーブルや五徳あり | ゴトク付き、拡張性あり |
持ち運び | ケース付き | やや重め | 軽量・薄型収納 |
見た目の個性 | かぶりやすい | 無骨・ブランド感あり | コンパクトでスマート |
ユニフレーム「ファイアグリル」はこんな人におすすめ
- 初めての焚き火台に安心感が欲しい人
- コスパ重視で失敗したくない人
- ファミリーキャンプで料理もしっかり楽しみたい人

スノーピーク「焚火台」はこんな人に
- 無骨でカッコいいギアを使いたい人
- 高品質なステンレス製にこだわりたい人
- ギアを揃えてトータルでブランド統一したい人

ロゴス「ピラミッドグリル」はこんな人に
- ソロ~デュオキャンプが中心
- 軽量・コンパクトなギアを探している
- サブの焚き火台としても使いたい

どの焚き火台が合う?選び方のポイント
目的 | おすすめの焚き火台 |
---|---|
コスパよく家族で楽しみたい | ファイアグリル(ユニフレーム) |
品質も見た目も妥協したくない | 焚火台M(スノーピーク) |
コンパクト重視、1人〜2人用 | ピラミッドグリル(ロゴス) |
まとめ|ファイアグリルは初心者~ベテランまで頼れる一台!
ユニフレームの「ファイアグリル」は、
- 頑丈で長持ち
- 組み立て簡単&持ち運びしやすい
- 豊富なオプションで料理も焚き火も楽しめる
という、初心者からベテランキャンパーまで幅広く支持される焚き火台です。1台あるだけで、アウトドアの楽しみ方が大きく広がります。家族キャンプ・グループキャンプでも安心して使える、まさに「失敗しない焚き火台」の定番!
小人数キャンプ派にはこちらもおすすめ!
「もう少しコンパクトなサイズが欲しい」
「サブ用・ソロ用の焚き火台を探してる」
という方には、キャプテンスタッグの「カマド スマートグリル A4型」もおすすめです。
- 折りたたみ式で超薄型収納
- ソロ〜2人用にちょうどいいサイズ感
- ファイアグリルsoloよりさらに軽量&手頃価格

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