和室の障子を外して「遮光ロールスクリーン」を設置すると、シンプルでおしゃれな空間に生まれ変わります。ロールスクリーンは遮光・消臭効果があり、カーテンや障子と比べても使い勝手が良いのが魅力です。
この記事では、ロールスクリーンのメリット・デメリット、設置方法、カーテンとの違いを詳しく解説します。
- 和室をよりおしゃれで機能的な空間にしたい
- ロールスクリーンの特徴や設置方法を知りたい
- 遮光性能のあるスクリーンを探している
実際に、我が家でも和室の掃き出し窓にあった障子を外してニトリの遮光ロールスクリーン(180×220cm)に交換しました。


以下のリンクはニトリ製品同等の遮光ロールスクリーンです。

ロールスクリーンは比較的簡単に取り付けられ、和室の雰囲気を損なわずにスタイリッシュな空間を演出できます。
和室の障子をロールスクリーンに交換した理由
昔ながらの 和室の象徴である障子は、柔らかい光を通して風情を演出する一方で、破れやすく、お手入れが大変というデメリットがあります。そこで、現代的で機能性の高いロールスクリーンが注目されています。
ロールスクリーンを選んだ理由
私がロールスクリーンを選んだ最大の理由は、窓全体から光を取り入れられることです。
我が家の和室はリビングの隣 にあり、バルコニーに面した掃き出し窓 があります。掃き出し窓とは床まで届く引き戸式の大きな窓 のことです。

しかし、この掃き出し窓には 障子が設置されており、半分しか開かない ため、次のような問題がありました。

ロールスクリーンで解決!


こうした理由から、障子の代わりにロールスクリーンを設置するのが最適という結論に至りました。
特に 「遮光ロールスクリーン」 は、手軽に取り入れられるアイテムとして 多くの家庭で人気 があります。
次の章では、ロールスクリーンの取り付け方法 を詳しく解説します。
ニトリの遮光ロールスクリーンの操作方法と取付位置
ロールスクリーンの操作は簡単で、一般的にチェーンを引くだけでスクリーンを上下に動かせます。和室の場合、畳や壁の高さに合わせた最適な位置に取り付けることが大切です。
操作方法|ロールスクリーンの巻き上げ・調整の仕組み
ロールスクリーンはチェーンを引くことで、スムーズにスクリーンを上下できます。内部のスプリング機構により均等な力で動き、快適な操作性を実現しています。このシンプルな操作性が和室でも快適に使える理由のひとつです。
巻き上げる仕組みはいくつかの種類があるので、サイズや色と合わせてお好みのロールスクリーンを選択できます。
- チェーン式
- プルコード式(スプリング式)
- プルハンドル式
- ワンタッチチェーン式(ワンチェーン式)
- スマートコード式
上記のうち、一般的に多く使われているのはチェーン式、プルコード式です。
チェーン式

チェーン式生地のサイドのチェーンを引っ張ってスクリーンを上げ下げします。手前側のチェーンを引くとスクリーンが上がり、奥側のチェーンを引くとスクリーンが下がります。
メリット | デメリット |
---|---|
・巻きズレなどのトラブルが少ない | ・小さいお子様がいるとチェーンが体や首に絡まる危険性がある |
プルコード式(スプリング式)

プルコード式(スプリング式)は、スクリーン下端部についている紐(コード)を指先でつまんでスクリーンを上げ下げします。コードを引くとその分だけスクリーンが下がり、少し引いて手をはなすとバネの力で巻き上がります。
メリット | デメリット |
---|---|
・ワンタッチで巻き上げられる ・スマートでスッキリした見た目 | ・バネの力で動くので巻きずれが起こりやすい ・下側のバー(ボトムバー)から紐が垂れ下がっているため、掃き出し窓だと床に引きずってしまう |
取付位置のポイント|天井付け・正面付けの選び方
また、取り付け方法を次の3タイプから選択できます。
壁付け(正面付け)

出典:楽天市場
- 窓枠の外側に取り付け
- 窓枠を隠し、光漏れしにくい
- 遮光タイプにおすすめ
窓枠よりも少し余裕を持たせた生地の幅が必要です。
天井付け

出典:楽天市場
- 窓枠の内側に取り付け
- すっきり、シンプルな見た目
- 窓枠の中に収まるように記事幅を調整する必要あり
天井付けは、木枠の厚みが2cm以上ある場所に取り付けます。
カーテンレール付け

出典:楽天市場
- カーテンレールに取り付け
- 穴を開けずに設置できる方法

我が家は窓枠をすっぽり隠したいので壁付けにしました。
和室にロールスクリーンを設置する手順【写真付き解説】
ロールスクリーンの取り付け方法は、ドリルを使って専用のブラケットを壁や窓枠に固定し、スクリーンを取り付けるだけです。取付け時に水平を保つことが大切で、しっかりと固定することで長く使用できます。
設置前の準備|必要な道具とチェックポイント
まず、取り付ける位置を決めて、必要なサイズのロールスクリーンを購入しましょう。次に、取付けに必要な工具(ドリル、ネジ、メジャーなど)を準備します。また、畳や家具に傷がつかないように保護シートを敷くことをおすすめします。
取付け場所の下地を確認
素材によって壁や天井に付けられない場合があるので、購入する前に設置面の材質をチェックしましょう。
取り付け位置に木材の下地があることが重要です。すべて石膏で壁付けができない…という場合は、穴が必要ないカーテンレールに付ける方法で商品を選ぶ必要があります。

採寸とロールスクリーン購入
- ロールスクリーンを取り付ける場所の寸法を測ります。
- このときに下地の確認とともに取り付け方法を決めます。
- サイズをよく確認してお好みのロールスクリーンを購入しましょう

必要な工具の準備
ロールスクリーンの取り付けに必要な工具を用意します。ネジと取付け金具は同梱されているので、電動ドライバーがあると便利ですよ。

ロールスクリーンの取付方法|手順を詳しく解説
- Step1障子の取り外し
最初に和室の障子を取り外します。慎重に作業し、障子やまわりの壁や家具を傷つけないようにもう一人の手を借りて作業することをおすすめします。
- Step2ブラケットの取り付け|ネジで固定する
出典:楽天市場 取付け位置を測定し、水平にブラケットを設置します。ドリルを使用してブラケット用の穴を開けネジで固定します。しっかりと固定されていることを確認しましょう。
今回は窓の木枠の部分に取り付けます。実際の写真を撮り忘れてしまったのでニトリネットから画像引用ですが、このようなイメージです。
3か所に均等にブラケットを取り付けました。
- Step3ロールスクリーンの取り付け|フックにはめ込むだけ
ロールスクリーン本体をブラケットに取り付けます。
ブラケットのフックにフレームを引っ掛け、ブラケットの反対側にフレームを押し当ててロールスクリーンを取り付けます。フックにはめ込むだけなので簡単ですが、片側が落ちないように押さえていた方が楽なので2人での作業をおすすめします。
- Step4完了
ロールスクリーンが設置されました。チェーン操作がスムーズにできるか確認して完成です。
画像は下までおろした状態。ばっちり遮光がきいていい感じです。
以上が、和室の障子を外してロールスクリーンを設置する手順です。
ロールスクリーンのメリット・デメリット|障子やカーテンと比較

和室にロールスクリーンを設置するメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット
デメリット
ロールスクリーンはネット購入がおすすめ!
ロールスクリーンは 細く巻かれた状態で梱包 されていますが、長さと重量があるため車で持ち帰るのが大変 です。
ニトリ以外にも、さまざまな種類・サイズのロールスクリーンがあるので、お部屋に合うものを探してみてください。
機能的なロールスクリーンをオーダーできるショップ
他、機能的なロールスクリーンをオーダーできるショップをご紹介します。
おすすめのロールスクリーン
我が家では ブラウンの遮光タイプを選びましたが、ホワイトの1級遮光ロールスクリーンも人気があります。
ホワイトは しっかり遮光しつつ、部屋を明るく保つメリットがあります。
- Deconovo ロールスクリーン(1級遮光・UVカット)
- ✅ 遮光・断熱・防音・防寒機能付き
- ✅ 表裏同色でシンプルなデザイン
- ✅ 幅180cm × 丈220cm(ホワイト)

まとめ|和室にロールスクリーンはおすすめ?実際に使ってみた感想
ニトリの遮光ロールスクリーンは、和室をより機能的で現代的な空間に変えるアイテムです。
設置した結果…
✅ 開けているとき → 窓全体から光が入り、部屋が明るく開放的に
✅ 閉めているとき → 遮光効果で、朝日をシャットアウトして快適な睡眠
ロールスクリーンは窓以外にも使える!
ロールスクリーンは、窓だけでなく、押し入れの目隠しや間仕切りにも活用できます。設置も比較的簡単なので、和室をおしゃれで使いやすくしたい方におすすめです。
和室の押入れをカーテンに変えるアイデアも紹介!
さらに、我が家では 押入れの襖(ふすま)を外し、カーテンを取り付ける模様替えも行いました。
✅ 使用したカーテンレールの詳細
✅ 取り付け方法と感想
こちらも気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
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