押入れのふすまをカーテンに変更することで、和室をモダンな雰囲気にし、さらに使い勝手が大幅に改善できることをご存知ですか?
ふすまは和室の伝統的な要素ですが、使いにくいと感じたり、現代的なインテリアに合わないと感じる方もいるでしょう。この記事では、押入れのふすまをカーテンに変更する際のメリット・デメリット、さらに装飾カーテンレールの選び方や取り付け方法について詳しく解説します。和室を使いやすく、おしゃれにリフォームしたい方はぜひ参考にしてください。
我が家はリビングの隣に和室が隣接しているのですが、押入れの襖(ふすま)を外してカーテンを取り付けました。結果、使い勝手が格段によくなったのでご紹介します。
押入れをふすまからカーテンにしようと思った理由
押入れには立派な襖(ふすま)があるのに、なぜ取り外してまでカーテンをつけようと思ったのか?
それは、襖(ふすま)を最大半分しか開けられないことでした。
- 布団を上げ下げするときに引っかかる
- 押入れに入れている収納ケースを引き出すと襖(ふすま)に干渉する
- 下に入れているおもちゃも取りにくい
収納ケースは横に2列置いて子供達の衣類を入れていますが、リビング隣接の和室で動線がよい場所ではあるのにとにかく襖(ふすま)にぶつかるのがいつもストレスでした。
収納ケースが当たってだんだん襖(ふすま)に傷が…
押入れにはだいだい大きな物を収納するため、半分の開口で不便な思いをするならこの際取り外してしまおう!ということで取っ払いました。外した襖(ふすま)はウォークインクローゼットの奥にしまっておくことにします。
押入れにつけるのはカーテンかロールスクリーンか
押入れをカバーするための選択肢としては、カーテンとロールスクリーンがあります。それぞれに異なる特徴があり、使い方や好みによって選ぶことが重要です。
ロールスクリーンの特徴
ロールスクリーンはチェーン等を使うことで簡単に巻き上げられるため、空間をすっきりさせたい方には最適です。特に和室のようなミニマルなデザインが求められる場所では、ロールスクリーンが自然に溶け込みます。また、光の遮断効果も高いため、日差しを防ぎたい場合にも有効です。
商品やショップにより1cm単位でオーダーが可能です。既成サイズの方が安く購入できることが多いため、ロールスクリーンを選ぶ際はまず取付け位置の寸法を確認しましょう。
サイズ(幅と丈)が13サイズから選べるロールスクリーンもあります。
ロールスクリーンとカーテン比較
カーテンとロールスクリーン、それぞれのメリット、デメリットを比較してみます。
カーテン
メリット | デメリット |
---|---|
・さっと開閉しやすい ・豊富な色や柄から選べる ・洗濯できる | ・開けたときには壁の一部を占め、開閉するためのスペースを確保する必要あり ・襖(ふすま)より冷暖房効果が落ちる |
ロールスクリーン
メリット | デメリット |
---|---|
・フラットなデザインでお部屋がすっきりと見える ・壁や窓枠に直接取り付けられるため、開けたときにスペースをとらない ・掃除がしやすい | ・頻繁な開閉には向かない ・襖(ふすま)より冷暖房効果が落ちる |
ロールスクリーンはフラットなデザインががオシャレ。ただし、押入れは着替えをするときや洗濯物をしまうときに何度も開閉するので、さっと手軽に開閉できることを優先して今回はカーテンを選択しました。
押入れにカーテンをつけるデメリット・メリット
押入れをカーテンに変更するデメリット・メリットです。
押入れカーテンのデメリット
押入れカーテンのメリット
特に①の幅をいっぱいに使えることは使い勝手が向上し、メリットの圧勝!!!
押入れにカーテンを取り付けるための装飾カーテンレール
装飾カーテンレールは、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品を選ぶのがポイントです。一般的なレールの他、木目調や金属製のものなど、多くの選択肢があります。
カーテンを取り付けるための選んだのは「TOSO 伸縮式 カーテンレール 木目調装飾レール「ミディオ」2.0mシングルセット」。
4つのタイプから選択できます。
- 2mシングル
- 2mダブル
- 3mシングル
- 3mダブル
セット内容 | 2mセット | 3mセット |
---|---|---|
ポール(大・小) | 2.0(1セット) | 3.0(1セット) |
キャップ(大・小) | 1組 | 1組 |
リングランナー | 22個 | 32個 |
ブラケット(大) | 2個 | 2個 |
ブラケット(小) | 1個 | 1個 |
取り付けネジ(ナベΦ3.5×2.5) | 3本 | 3本 |
装飾カーテンレールの取り付け方
「TOSO 伸縮式 カーテンレール 木目調装飾レール「ミディオ」2.0mシングルセット」の取り付け手順を画像を含めながら解説します。
- Step1レールの取付け位置を決める
取付寸法図を見ながらサイズと場所を確認し、鉛筆でマークをつけます。また、取り付ける壁に下地材があることが必要です。
- Step2取り付けるネジ穴をドリルで開ける
- ドリルを使って、レールを固定するためのネジ穴を開けます。
- 付属の取付けネジを使用し壁にブラケットを取り付けます。
- ブラケットには(大)(小)があり、(小)が右側になるように取り付けます。
実際にブラケットを取り付ける様子。我が家の場合、押入れの一番上の木枠部分に取り付けています。
- Step3カーテンレール(ポール)を取り付ける
このようにぴったりとレールがセットできます。
- Step4カーテンの取り付け
レールについているランナーにカーテンを通します。
- Complete完成
最後にカーテンの開閉を確認し、必要に応じて調整します。カーテンがスムーズに動くことを確認しましょう。
取り付け作業にはBOSCH電動ドライバーがおすすめ
BOSCHの電動ドライバーは、軽量で使いやすく、カーテンレールの取り付け作業に最適です。手動では時間のかかる作業も、電動ドライバーを使えば素早く、かつ正確に行えます。
取り付けるネジの本数的には少ないのですが、高い位置にあるので踏み台があっても難しい作業になることもあります。電動ドライバーがあった方が確実にラクに取り付けできますよ。
我が家はボッシュ(BOSCH) コードレス電動 ドライバーを愛用しています。
押入れの襖(ふすま)を外してカーテンを取り付けたビフォーアフター
押入れの襖(ふすま)を外してカーテンを取り付けたビフォーアフターをご覧ください!
ふすまからカーテンに変更することで、押入れ全体が柔らかく、軽やかな雰囲気に変わります。特に、布の動きが空間にリズム感をもたらし、より快適な和室空間を実現できます。
襖(ふすま)を外す前の写真を撮り忘れてまとまりのない押入れの中身まで公開…すいませんっ…
押入れ左側に置いている収納ケースが襖(ふすま)に干渉することもなく、お布団やおもちゃ類がラクに取りやすい空間が生まれました。この模様替えは我が家には大成功です。
押入れ以外にも!おしゃれカーテンをオーダーできるサイトをご紹介
ちなみに、今回は和室感を減らすために天袋の上から床まですべてを覆う形にしたので、既成サイズのカーテンが見つからずオーダーしました。
オシャレなカーテンをオーダーできるサイトをご紹介します。
ナチュラルインテリア couluer
落ち着いた色合いや、ナチュラル素材を使ったカーテンが人気。和のテイストを損なわないデザインが特徴です。
お部屋の衣替え!素材に拘るナチュラルインテリア【couluer】
おしゃれ家具・インテリア通販「MUTUKI」
北欧風からモダンデザインまで、幅広いインテリアに合うカーテンが揃っています。
素敵なカーテンや家具で、理想な空間づくり。
送料無料・翌日出荷可のカーテン・インテリア通販「MUTUKI」
オーダーだと多少値段は上がりますが、セットしたときのジャスト感はとても気分がよいです。
これを読んでいるあなたに素敵なカーテンが見つかりますように。
まとめ/押入れカーテンで和室をおしゃれにリフォームしよう
押入れをふすまからカーテンに変更することで、和室の雰囲気を一新し、モダンで開放感のある空間を作り出すことができます。襖(ふすま)を取り外す等の大がかりな模様替えとなり迷いはありましたが、結果的に日々の押入れストレスがなくなりぐっと快適になりました。
装飾レールの取り付けは比較的簡単で、手順に従って行えば誰でも取り付けが可能です。手軽に取り付けられるカーテンレールとデザイン豊富なカーテンを使って和室をおしゃれにリフォームしましょう。
また、バルコニー側に「ロールスクリーン」を取り付けました。
実際の画像や使用したロールスクリーンを紹介しているので、こちらの記事もご覧ください!
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